〝独特の魅力〟を感じて

豊橋市美術博物館/「組写真」大作などずらりと飾る22日まで「風暦」第22回写真展

2025/06/18

作品を前に岩津さん㊧と髙安さん(豊橋市美術博物館で)

 東三河の写真愛好家でつくる写真サークル「風暦」が17日、豊橋市美術博物館で第22回の写真展を始めた。複数の写真を組み合わせて一つのテーマを表す「組写真」の醍醐味(だいごみ)が味わえ、基本の4枚を中心に16枚を組み合わせた大作も飾っている。22日まで。

 出品数は会員11人から72点。その一人、岩津辰夫さんは、京都の寺の風景の中に少しだけ紅葉を入れ、チラリと写る姿を「小さな秋見つけた」と表現した。存在感のある赤が印象的だ。

 髙安正和さんは新城・一色の伝統の祭り「放下」の様子を16枚の写真を組み合わせて生き生きと写し出した。昨年が最後となったが、踊り手から祭りを支える人までとらえている。

 会員たちは「物語性の強い組写真には独特の魅力がある。その魅力を感じてほしい」と来場を呼びかけている。

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