ヨットの仕組み学ぶ実験など東部小5年と西部小6年が楽しむ/蒲郡
2025/07/05
ヨットに乗る児童ら(蒲郡市海陽町で)
来年のアジア競技大会でセーリングの会場に選ばれた蒲郡市で4日、子どもたちにヨットを身近に感じてもらおうと、体験授業が開かれた。
市立東部小学校5年生と市立西部小の6年生計62人が豊田自動織機海陽ヨットハーバーを訪れ、小型のスナイプ級ヨットに乗船。三河湾の海上で数十分のセーリングを楽しんだ。
体験を終えると「傾くとちょっと怖い」「波がスレスレで面白かった」などとはしゃいだ。東部小の風間太智さんは「思ったよりすごく速くて楽しかった」と笑顔で話した。
児童らは、大型ヨットのクルーザーにも乗船。さらにロープを使った工作や、ヨットの仕組みを学ぶ実験などに取り組んだ。
市スポーツ推進課の大岡雅道課長は「せっかく海があるので、子どものうちからヨットに興味を持ってもらえれば。将来のメダリストが出てほしい」と期待を寄せている。