中高生の居場所作り声集める

蒲郡/アンケートとワークショップ開催

2025/07/08

アンケートとワークショップをPRする小田理事長㊧と松井英樹協働まちづくり課長(蒲郡市役所で)

 中高生が放課後に過ごせる「第3の居場所」の設置に向けて、蒲郡市はアンケートやワークショップを行う。学校や家以外に行くことのできる場所作りを目指して、中高生の声を集める。

 アンケートはウェブ上で行い、「居場所」の機能や立地などについて希望を問う。その後、中高生主体のワークショップ「がまごおりティーンエイジ会議」を開き、アンケート結果を基に意見をまとめる。9月下旬には市長や教育長に報告する計画だ。

 市内では昨年、小学生向けの第3の居場所「ロッケンハウス」がオープンした。ここでは中高生のボランティアスタッフが活躍しているが、ハウスを運営する社会福祉法人楽笑の小田泰久理事長は「中高生自身が過ごせる場が不足している」と感じているという。市は3月に「こども総合計画」を作成。モデル事業として、楽笑に居場所作りの検討を委託することにした。

 ワークショップは今月23日、28日、31日、8月4日、18日、25日の計6回開催。各日午後1~4時、同市三谷町のロッケンハウスで開かれる。対象は市内在住、在学の中高生で、定員12人。参加申し込みは、アンケートとともに楽笑ホームページで受け付けている。いずれも今月15日まで。

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