ブルーベリー色濃く完熟

食べ放題の観光摘み取りも歓迎/豊根

2025/07/08

手早く実を摘む村上さん(豊根村で)

 甘みが強い豊根村のブルーベリーが、濃い紫に色付いてきた。今月からJAを通じて出荷されているほか、村内の道の駅や茶臼山高原の売店などに並ぶ。8軒の農園では、食べ放題の観光摘み取りも受け付けている。

 JA愛知東によると、村では40年ほど前からブルーベリーを栽培。今年は5月上旬の低温により、生育がいつもより1週間ほど遅れ気味だ。収穫は8月中旬ごろまで続く。

 約620本を栽培する同村三沢の「山内農園」では7日午前、農園を営む村上美恵子さん(74)が次から次へと大粒の実を摘み、手際よくかごに収めていた。

 「木によっても味が違う。甘いのと酸っぱいのと10粒ぐらいまとめて食べるとおいしい」。アドバイス通りいただくと、さわやかな果汁が口いっぱい広がった。

 標高は650メートル余り。すぐ脇を古真立川が流れ、岸辺で涼むこともできる。

 村内の観光摘み取りは一律1人1000円(4歳~小学生500円)。

 問い合わせは、村観光協会=電話0536(87)2525=まで。

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