お亀堂と絹一が長坂市長訪問/豊橋
2025/08/06
右から長坂市長、鵜飼代表取締役、芝波田さん、石川さん、森代表取締役
全国菓子大博覧会で豊橋市の和菓子店「お亀堂」が、出品したエディブルフラワーを使った寒天菓子「ゆめかなう」が農林水産大臣賞、富士山をテーマにした寒天菓子「Mt.Fuji.」が技術優秀賞に輝いた。市内の同じ和菓子店「絹一」も、特産のうずら卵を使った「豊橋カステラUZURA」が金菓賞を受賞した。それぞれ関係者が5日、長坂尚登豊橋市長を訪れ、受賞を報告した。
訪れたのは、お亀堂の森貴比古代表取締役と和菓子デザイナーの石川未紗さん、商品開発担当の芝波田紗恵奈さん、絹一の鵜飼俊親代表取締役。長坂市長は「ゆめかなう」について「エディブルフラワーを土産に持って行けないかなとかねてから思っていた。ぜひ見てみたい」などと話し、「今回の受賞をどんどんPRしてビジネスにつなげ、豊橋を盛り上げてほしい」と激励した。
博覧会は5月30日から北海道で開かれていた。芝波田さんは「ゆめかなう」を手掛けた。「大きな賞をいただいて驚いた。これからも頑張りたい」と意気込みを語った。石川さんは「Mt.Fuji.」を作った。「外国人にも好まれるよう富士山をテーマにした。テーマは定番だが味は現代風に工夫した」と作品の意図を語った。鵜飼さんは「特産のうずら卵をたっぷり使った作品で受賞できうれしい。これからも豊橋市のうずら卵を応援したい」と話した。