地元企業訪問「オープンファクトリー」
海運物流のスケール体感 巨大クレーンに圧倒
2025/08/31
三河湾を背に佐藤さん、坂神さん、加藤さん、斉藤さん(左から)
トピー海運(豊橋市神野ふ頭町、飯塚剛社長)には18日、県立豊橋工科高校2年、坂神悠斗さんと加藤碧さんが訪れた。案内役は、管理本部統括部総務グループの斉藤諒祐さんと佐藤広副さんが務めた。
本社事務所を出発した一行は、ベイブリッジウェイを経由して臨海地区にあるトピー工業豊橋製造所へ移動。車内では会社概要や業務内容の説明があり、製造所到着後も車で正門を通過し、規定速度の25㌔でゆっくり構内を巡りながら各施設を見学した。敷地内にあるガソリンスタンドも同社が運営していることや、製造された製品の移動、保管、仕分け、出荷までを一手に請け負っていることが紹介された。
この日は、工場メンテナンスのため荷役作業は行われていなかったが、参加者2人は岸壁にそびえる高さ約25㍍の大型ジブクレーンを間近で見上げ、その迫力に圧倒された様子。建築用鋼材を載せた最大90㌧のパレットをどのように運ぶかについてはクイズ形式で出題され、ヒントを重ねた末に2人は「特殊なキャリアカーがパレットの下に潜り込んで運ぶ」と正解にたどり着き、笑顔を見せた。坂神さんは「港に集まった製品がここから世界へ出ていくと思うとスケールの大きさを感じた」、加藤さんも「扱う製品が大きく、工場全体の規模にも驚いた」と感想を語った。
トピー海運はグループ全体の物流を担っており、自社船を活用した海陸一貫輸送を展開し、49年間黒字経営を続ける安定企業。今回のオープンファクトリーでも、高校生らにそのスケール感と物流の重要性を強く印象づけた。