公園の利活用・適正化計画策定

豊川市議会定例会で一般質問始まる

2025/09/02

インクルーシブ公園として人気のある豊川公園の子ども広場

 豊川市は1日の市議会定例会で、市内の公園の機能見直しを検討し、設備更新や再配置を進める「公園施設等利活用・適正化計画」の策定を進めていると明らかにした。この日から始まった一般質問で、深谷崇允氏(とよかわ未来)の質問に答えた。

 市都市整備部の山本英樹部長は公園に関するアンケート調査から、利用されていない公園は現状の見直しや他用途への活用が求められ、大きな公園は景観や防災、イベント利用の役割が求められていると説明した。

 公園の統合が必要な場合は大規模改修のタイミングで行い、説明会やワークショップで地元住民と検討。都市公園がない一宮南部、萩、御津南部の各校区については「周辺施設との地域特性を考慮し、整備の必要性を検討する必要がある」と答弁した。子ども広場や健康遊具がある豊川公園のようなインクルーシブ公園は、一般的な公園の約3倍の整備費がかかるなど財源的な課題があるとした。

 また、中村直巳氏(同)は災害時の水について取り上げた。荒木誠二危機管理監は近隣自治体でも設けている災害用の井戸登録制度について、所在地や所有者などの情報公開といった検討事項を挙げつつ「生活用水の確保に向けて、その立ち上げを前向きに検討していきたい」と答弁した。このほかに3人の市議が質問した。

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