八名小児童がプロサッカー選手らと交流/新城
2025/09/18
金川選手を囲む6年児童ら(新城市立八名小学校で)
東海サッカーリーグ1部のAS刈谷所属の金川羅彌選手(21)らが17日、新城市立八名小学校(全校児童192人)を訪れ、児童らと交流した。
金川選手は、午前中の4時間を低学年、中学年、5年、6年の4つに分け、それぞれの時間、自分のこれまでの歩みや思いを児童らに語った。その後、同行したトレーナーの野々山葵さんと組んで、子どもたちとミニゲームを行った。
6年生34人との時間では、「プロとして夢を叶えるために―感謝と自己管理が未来を拓く」のテーマで話をした。感謝の心、頑張る気持ち、夢を信じる力が大切だと強調した。
ミニゲームでは、プロの圧倒的な技術の前に苦しみながらも、サッカークラブに通う児童らがミドルシュートを決めるなど、児童も善戦し、歓声が湧いていた。
内山美音さんと上田結菜さんは「足がすごく速くて驚いた。背が高くてイケメン」と笑顔だった。金川選手らはこの後、教室で一緒に給食を食べ、児童らのサインに応じていた。
金川選手は「地域に貢献し、子どもたちも自分も成長できる貴重な機会になった。今後も続けたい」と話した。野々山さんは「子どもたちが楽しそうにサッカーをやっていて、こちらが元気をもらえた」と喜んだ。
オーナーとして同行していた国際ビジネス専門学校の濱島正好理事長は、河部拓校長とは大学の同級生。「今後もこうした活動を続けたい」と述べた。
河部校長は「子どもたちに夢を持って、諦めずに頑張る姿を見てもらえた。キャリア教育の大きな一つになった」と話した。