球場移設で専門家ヒアリング

B地区全体としての防災拠点機能を含め/豊橋

2025/09/30

基本設計で示された新球場の完成予想図(提供)

 廃止された豊橋球場の代わりに新たな野球場を三河湾沿岸に建設する豊橋市の計画をめぐり、長坂尚登市長は29日の定例記者会見で専門家の意見を聴取する考えを示した。

 会見で長坂市長は公表済みの新球場の基本設計だけでなく、建設予定地の豊橋総合スポーツ公園B地区全体としての防災拠点機能を含め「専門家の意見を聞きたい」と語った。

 今後1、2カ月かけて防災や土木などの専門家3~5人に対し個別にヒアリングを実施。出された意見によっては「追加の対応を検討する」と長坂市長は述べた。その後のスケジュール感については、専門家の「意見次第」として言及を避けた。

 7月の住民投票の結果を踏まえ豊橋公園での多目的屋内施設(新アリーナ)事業の継続に方針を転換した長坂市長は、アリーナ予定地に建つ旧豊橋球場の代わりの球場を総合スポーツ公園B地区に整備する基本設計を8月に公表。

 一方で、現行案のままか修正などを加えるかどうかは市民や市議会の意見を聞いて判断するとして、その一環で今月上旬に市民向け説明会を2回開催した。

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