「道の駅・もっくる新城」のブースで
2025/09/30
販売活動をする生徒ら(新城市中央通り商店街で)
食品ロスをなくそうと、新城有教館高校の専門系ビジネス創造系列3年生8人のグループが28日、新城市中央通り商店街で開かれた「しんしろ軽トラ市」の「道の駅・もっくる新城」ブースで販売を行った。
生徒らはSDGs(持続可能な開発目標)について学んでいる。その中で食品ロスを減らすために「もっくる新城」で在庫の多い食品に注目し、販売に協力しようと考えた。
この日は、生徒らがそろいの法被姿でクマ肉入り「熊カレー」、漁師のごはんカニ茶漬け、いのししラーメン、天下太平納豆おこしなど6品目を販売した。いずれも定価の2割引きの価格に設定。「おいしいお菓子を安く提供します」と声をかけると、来場者が足を止め購入していた。
参加した生徒の一人、山田来未さんは「商品を販売するのは難しいが、お客さんが足を止めてくれるとうれしい。たくさん売りたい」と話し、元気に呼び込みを続けていた。違うグループが来月26日の軽トラ市でも販売する。
同校では、道の駅「もっくる新城」が校内に直接パンや弁当を販売する購買スペースを持ち、生徒が考えたメニューの弁当を販売するなど、道の駅とのコラボを積極的に進めている。