木のゲート「いっぽん門」設置

県内産木材利用促進、木質体感ショールームも併設/東三河総合庁舎

2025/12/05

木のゲート「いっぽん門」(東三河総合庁舎で)

 東三河県庁は、県産木材の利用を促す取り組みとして、東三河総合庁舎(豊橋市八町通)のエントランスに「木のゲート『いっぽん門』」を設置した。来庁者らに「木の良さ」を知ってもらい、民間施設や公共施設での県産木材の利用拡大を目指す。

 いっぽん門は、職人の技術とデジタル技術を融合させた3D加工技術を用いて製作された。東三河の豊かな森林資源と建築文化を融合し、来庁者を迎える門を表現している。末広がり形状の柱は山から海に広がる東三河の地形を、太く長い木材の梁は、いっぽん門という古くから地域で使われてきた木材をイメージした。

 使用された木材は、柱や丸太梁、網目部分にすべて東三河産のスギとヒノキが用いられた。柱と網目には県立田口高校林業科の生徒たちが伐採、製材した木材を使用。伐採から加工まですべてを県内で行い、東三河地域の「森と人の技」をつなぐものとなった。

 また、県産木材の利用普及啓発を図るため、木製品のデザインや質感を体感できる「木質体感ショールーム」もエントランスに併設展示している。

 ショールームの展示は年1月23日まで。

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