独自の発想とタッチで描く

新城/コメダで31日まで作品展

2025/12/05

共同作品前の谷口さん㊧と梅田さん(新城市片山のコメダ珈琲店しんしろ店で)

 新城市吉川のこども絵画造形教室「アトリエチャイルドスペース」の作品展が1日から31日まで、同市片山のコメダ珈琲店しんしろ店で開かれている。

 店内の特別スペース「ぎゃらりーでこめだ」には、主宰する画家、谷口薫子さんの指導を受ける子ども16人と大人らのディンプルアートとアクリル画の作品19点が展示されている。子どもらの共同作品を中心にして、独自の発想とタッチで描いた個人の作品や谷口さんの「愛・とこしえに」などの作品も並ぶ。

 作品「夏から」を出展したのは、教室近くに住む梅田万里子さん(32)。ステンドグラスのようなきれいな色が出るように、夏の草木が生い茂った夜の景色を描いたという。梅田さんは小学4年から中学3年まで教室に通い、教室がある木曜日をいつも楽しみにしていた。大学などで外に出て、戻ってきた今、再び絵を描き始めた。「これからも長く楽しく描いていきたい」と笑顔で話す。

 「絵は本人が楽しく描かないとだめ」と考える谷口さんの教室で、これまで多くの子どもらが学んできた。「大晦日6時までやっているので、ふる里に帰ってきた子たちが観に来てくれたらうれしい」と話す。

開催は店の営業に合わせ、午前7時~午後10時半。最終日は午後6時まで。

問い合わせは、同店=電話0536(23)8835=へ。

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