クリスマスを彩るカラフルなカリフラワー
2025/12/20

オレンジ色のカリフラワーを手にする鳥井さん(田原市浦町で)
オレンジ、グリーン、パープル、ロマネスコと色付きカリフラワーの出荷がクリスマスを控え、産地の田原市で最盛期を迎えている。
JA愛知みなみ田原洋菜部会に所属する部会員のうち15人が、これら4種類の色付きカリフラワーを栽培。カラフルな色合いからクリスマスシーズンに需要が最も高くなるという。
部会員の鳥井克昌さん(47)は、浦町で主力のオレンジカリフラワーを栽培している。一般的な白いカリフラワーと異なり、栽培中に日光へ当てるほど色づきが増すのが特徴だ。加熱してもオレンジ色が残るため、料理の彩りに適している。
今季はブロッコリー同様に雨不足の影響で生育が遅れたものの、品質は抜群。鳥井さんは「見た目を楽しみつつ、味わってもらいたい」と話している。
商品は京浜地区へ出荷されているが、田原、豊橋両市内の道の駅でも買えることがあるという。