竹生神社で「浦安の舞」奉納/新城
2026/01/04

「浦安の舞」を舞う舞姫ら(新城市杉山の竹生神社で)
快晴の空が広がり北風が吹き抜ける元旦の朝、新城市杉山の竹生神社(宮下潔宮司)で今年も「浦安の舞」が奉納された。
冷たくすがすがしい空気に包まれた拝殿で、緋袴(ひばかま)に千早(ちはや)を羽織り、頭に花飾りを付けた巫女(みこ)姿の2人が、雅楽曲に合わせて優雅な舞を披露した。息の合った見事な舞が来賓や初詣客らを魅了した。
舞ったのは、8年前に同神社で舞った経験のある今泉侑菜さんと昨年もこの場で舞った千郷中学1年の中西柚乃さん(13)の2人。今泉さんは「一生に一度と思っていたが、また舞うことができてよかった」と話し、中西さんは「今年は2人なので心配だったが、楽しく舞うことができた」と笑顔だった。
氏子総代の宮本正隆代表は「やっぱり元旦の浦安の舞は良い。今後も続けていきたい」と話した。
神社では、舞を小学6年生が毎年3月の春祭りに奉納している。2016年からは、コロナ禍の3年間を除き、中学生になった生徒が元旦にも奉納している。今回は経験者の応援があった。
地域の平安を祈る浦安の舞は、「紀元2600年奉祝」が行われた1940年、全国の神社で奉納されたのが始まり。「うら」は心を指す古語で、「うらやす」で心中の平穏を表すとされる。