豊橋市が今年度補正予算案発表/球場移設の実施設計も/市議会1月臨時会に提案
2026/01/17

新アリーナの工事現場の看板(豊橋公園で)
豊橋市は16日、多目的屋内施設(新アリーナ)事業と、同事業に伴い三河湾沿岸に移設する野球場の、ともに実施設計費を盛り込んだ今年度補正予算案を発表した。23日の市議会1月臨時会に提案する。
補正予算案にはアリーナ関連で4702万円、球場移設関連で1億9820万円を、それぞれ計上している。
市中心部の豊橋公園を予定地とするアリーナ事業をめぐっては、2024年11月の市長選で初当選した長坂尚登市長が選挙時の訴え通り契約解除の手続きに入り、工事は中断した。昨年7月の同市初の住民投票で、事業継続に賛成の票が反対票を上回ったことで、長坂市長は方針を転換。10月に豊橋球場跡地で事業が再開された。
市スポーツ施設再編室は、来年度に予定していた実施設計を前倒しで行う費用に補正予算を充てると説明。現在は基本設計を進めている段階という。
約11カ月に及んだ工事休止の影響もあり、開業時期は当初の予定より2年遅れの29年10月になるとの見通しが示されている。
また、アリーナ事業と同様に長坂市長の就任以来、中断していた豊橋総合スポーツ公園B地区への球場移設計画を巡り、市は昨年8月、津波の指定緊急避難場所にもなるメイン球場と、サブグラウンド2面を整備する基本設計を公表。現行案に修正を加えるかどうかの参考にするとして市民説明会を開いたほか、防災の専門家から意見を聞いた上で11月、基本設計通りの予定地で建設する方針を示した。
市公園緑地課の説明では、新球場の実施設計は専門家らの意見を踏まえたものになる見通し。今後の整備スケジュールについては、現時点で示すことは難しいとしている。