現状と今後 専門家ら発表報告

女性が主体的に取り組む鳥獣害対策

2026/01/27

パネルディスカッションの様子。中央が山本さん(新城文化会館で)

 野生動物の地域資源活用と地域ぐるみの鳥獣害対策を考える「第3回鳥獣害フォーラム」が24日、新城文化会館で開かれ、100人が参加した。主催は、NPO法人愛猟(鈴木康弘代表)。東海日日新聞などが後援。

パネル討議で活発な議論も 新城でフォーラム盛況

 今回は「女性が生き生きと活躍する鳥獣害対策」のテーマで、女性が主体的に取り組む鳥獣害対策の現状と今後について女性専門家らを中心に発表が行われた。参加者の人数は定員に達し、関心の高さがうかがえた。

 1部では、「捕獲鳥獣の利活用」のテーマで報告があった。大野瀬町梨野集落に10年前に移住した加藤佐和子さんが、トレイルカメラを使った集落ぐるみの獣害対策について、お母さんハンターの中嶋早苗さんが狩りと釣りでの食材利用につい報告した。また、獣害を資源に変えることをテーマに、フェアリーゴッドマムの横井弓美子さんがレザー活用について、有教館高校生徒で組織する「ディアーズ」がジビエの利活用、考案したシカ肉のジビエ料理について発表した。

 2部では、シカ害対策について、うぃるこ代表取締役の山本麻希さんが講演した。シカは4つの胃を持ち、どんな葉も食べ栄養にしてしまうことなど、シカの生態と被害状況などを説明し、個体数管理、被害対策などを述べた。「草食獣は少ない時に管理するのが一番」とし「捕獲のためにはハード(道具)とソフト(技術)のどちらも重要」と話した。終わりに「山の管理をすることは、日本の生態系を管理すること」と述べた。

 最後に講演者らによるパネルディスカッションが行われ、質疑応答などで具体的な問題について意見交換がなされた。

2026/01/27 のニュース

パネルディスカッションの様子。中央が山本さん(新城文化会館で)

有料会員募集

今日の誌面

有料会員募集

きらり東三河サイト

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP