味付けが似ていてご飯が進む/共通点は「レモン煮」蒲郡と西尾/「にしがまレモン煮」飲食店で2月から販売
2026/01/29

西尾市の「イカフライのレモン煮」を味わう児童ら(蒲郡市立三谷小で)
全国学校給食週間(24日~30日)に合わせ、蒲郡市と西尾市がそれぞれの人気メニューを交換するユニークな試みを行っている。蒲郡市内の小中学校では西尾市のレシピで作られた「イカフライのレモン煮」が、西尾市では蒲郡市で人気1位の「揚げ若鶏のレモン煮」が提供されている。
蒲郡市立三谷小学校では27日、親子煮、白米、ミカンという献立に、イカフライのレモン煮が加わった。子どもたちは「いただきます」と声を合わせると、真っ先にイカフライにかじりついた。根岸仁椛さん(11)は「イカがやわらかくてフライの食感もいい。味付けが蒲郡と似ていて、ご飯が進む」と気に入っていた。
隣り合う両市は、互いの人気メニューに「レモン煮」という共通点があり、西尾市の提案で交換給食が実現した。蒲郡市のレモン煮は、レモン果汁を加えた甘辛のたれで若鶏の唐揚げを煮からめた一品で、市内小中学校の「好きな給食」第1位に選ばれている。
■両市の店舗でも
両市は名鉄西尾・蒲郡線(通称にしがま線)の沿線という縁があり、連携して地域の活性化に取り組んでいる。今回の交換給食を機に、互いのレモン煮を同時に味わえる「にしがまレモン煮」を開発し、両市の飲食店で2月いっぱい販売する計画を進めている。
期間中に提供店でにしがまレモン煮を食べて、写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿してもらう「♯にしがまレモン煮キャンペーン」も開催する。対象店は西尾市ホームページに掲載されている。
このほか蒲郡農林水産まつり(2月7、8日)やにしがま線関連イベントで販売する予定だ。
蒲郡市シティーセールス推進室は「市域を越えて協力し、郷土への愛着を広めたい」と期待を寄せている。