金融機関と職員、コンビニ店に感謝状/豊橋署
2026/01/29

感謝状を受けたみなさま(豊橋署で)
詐欺被害を防いだとして、豊橋署は28日、豊橋市内の金融機関2支店と職員、コンビニエンスストアに感謝状を贈った。清永芳弘署長が「皆さまは最後のとりで。全国で被害が多発しており、引き続き協力お願いしたい」と功労をたたえた。
三菱UFJ銀行豊橋支店(駅前大通3)は、昨年10月28日に来店した70歳男性へ対応。窓口の行員が「投資のため50万円を振り込みたい」などの内容を不審に感じて署へ通報した。
支店は以前、同様の依頼をした男性の情報を共有。再来店した際の迅速な対応につなげた。萩尾恭世次長は「支店全体で協力して止めることができた。今後も続けたい」と振り返った。
コンビニ店の「セブンーイレブン豊橋平川本町1丁目店」(平川本町)は、同11月9日、多額のプリペイドカード購入に来た50代男性に対応。アルバイト店員が、矢田恭紹オーナーへ伝えて通報に至った。
矢田オーナーは、ATMで現金を引き出す様子などから詐欺と確信。店は署と合同の詐欺対応訓練を経験していた。「今後もお客さまへの声かけを徹底していきたい」と語った。
豊橋信用金庫南栄支店(南栄町)は、同11月21日に「振込先が分からない」などという80代男性が来店。短時間に出入りを繰り返したため、3度目の来店時に藤井賢示支店長がじかに対応して事情を聞いた。
支店は2度目の感謝状受賞。藤井支店長は「若者の詐欺被害も増えている。新たな手口も職員に周知して防いでいきたい」と気を引き締めた。
豊川信用金庫牛川支店(牛川通5)の石川雅敏次長と窓口職員の泙野(なぎの)紗代子さんは、11月19日に「100万円振り込みたい」という男性に応対。素早く詐欺と判断した。
出入金の使途を聞く際に困惑されることも多いが、根気強く説得。泙野さんは「被害を防ぐため協力いただけるとありがたい」と理解を求め、石川次長は「お客さまの資産を守ることが第一」と決意を語った。