デジタル紙芝居を使って講話

ちさと館で、ふる里の歴史を学ぶ「ミニ講座」開く/新城

2026/01/31

マップを手にクイズを出す浅倉さん(新城市の西部公民館で)

 新城市千郷地区の「ちさと郷土研究会」と同地区にある西部公民館(ちさと館)主催のふる里の歴史を学ぶ「ミニ講座」が29日、同館で開かれた。

 会の代表を務める浅倉芳包さん(73)= 同市野田在住=が、「みかどのお使い公宣卿(きんのぶきょう)」のテーマで、千郷小児童クラブの児童15人に、デジタル紙芝居を用いて講話した。

 紙芝居は、「新城昔話365話」をもとに会が製作した。1300年ほど前、文武天皇が病で倒れたため、家臣の草鹿砥公宣(くさかどきんのぶ)が煙厳山(現鳳来寺山)の利修仙人に病気回復の祈願を願いに向かった。地区で食事をしたと言われる御前石(ごぜいし)公宣卿が歌を詠んだと伝わる公宣桜、猿たちが橋になって渡したという猿橋など、地区を中止に伝わる話が語られた。鳳来寺の三匹の鬼との出会い、砥鹿神社の始まりなど興味深い話に、児童らは真剣に聞き入っていた。

 会が以前作成した千里物語マップを使ったクイズもあり、児童らは元気に回答していた。

 昨年も参加したという5年の太田和沙さんは「去年の話も頭に残っているし、昔の話はおもしろい」と話した。

 会はこれまで、様々な機会に中学生のボランティアを募って紙芝居を紹介してきた。浅倉さんは「今回は中学生が参加できなかったが、これからも中学生による紙芝居を続けていきたい」と述べ「子どもたちには地元を好きになってほしい」と期待を込めた。

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