新城に早春の訪れ告げる
2026/01/31

コセリバオウレンの花(新城市能登瀬地内で)
早春を告げる花「コセリバオウレン」が、新城市能登瀬の宇連川沿いや愛知県民の森で見頃を迎えた。
静岡県から早春の花を求めてやって来た岡村さんと安田さんの女性2人組は「思ったより小さい花で、最初はなかなか見つけられなかった」と話し「とてもかれんな花」とスマートフォンで何枚も撮影していた。
植物専門誌によると、「森の妖精」とも呼ばれるコセリバオウレンは、キンポウゲ科の常緑多年草で、花の少ないこの時期に小さな花を咲かせる。中央構造線の巨大な断層沿いに点在している石灰岩質の土壌を好んで生育する希少な植物。小さく葉がセリの葉に似ているのでコセリバ、根茎が黄色いことからオウレン(黄連)と呼ばれる。
他のオウレンに比べると、花や葉の大きさをはじめ、全体に小さいのも特徴で、花径は1センチ未満と、よく見ないと見落としてしまう。
セツブンソウ(節分草)とともに真冬のこの時期に咲く春の花として愛好家も多い。