一時雪も舞う中 有権者の選択は―/豊川市 期日前投票者数は前回上回る
2026/02/09

雪が舞う中、傘をさして投票所に入る有権者ら(豊川市内で)
真冬の短期決戦となった衆院選。投票日となった8日の東三河地方は寒波が直撃し、午前中は雪が舞った。愛知14区で最多の当日有権者数14万8774人がいる豊川市では、期日前投票者数が前回を上回ったが、悪天候による投票率への影響が懸念される。
7日から再び襲来した寒波の影響で、8日午前10時ごろからは豊川市でも視界が遮られるほどの雪が降った。気温も一時氷点下近くまで下がり、市内の西部地区に住む会社員の男性(44)は「家族と昼食がてら投票に行こうと思ったら、ちょうどふぶいていた。子どもが先週まで体調を崩していたこともあるので、午後に行くことにしました」と明かした。昼からは晴れ間が広がり、天気は回復した。
男性が「仕事帰りとか、行ける時に行っておけば良かった」と振り返るように、今回は期日前に投票を済ます有権者が多かった。
市では防災センター、旧宝飯郡4町、イオンモール豊川に期日前投票所を開設したが、11日間で3万9283人が投票した。一昨年10月の前回衆院選より1・20倍増えた。
ただ、今回は市民に投票を促す啓発活動を展開する時間がなく、投票日が寒い日となっただけに、8日深夜の決了とともに判明する投票率が注目される。
衆院選における豊川市での期日前投票で、選挙権を持たない中学生があわや投票しそうになる事案が発生した。
5日午後、イオンモール豊川イオンホールに設置された投票所を母親と一緒に訪れた中学生が投票用紙に記入し、投票箱に投函しようとしたが、気づいた係員によって止められた。投票所では入場券を持っていなくても投票でき、受付の係員は中学生の背格好から選挙権を持つ18歳以上だと思い、投票用紙を誤って交付したという。
この事案に市選挙管理委員会は「あってはならないこと」と重く受け止め、翌6日午後から18歳未満の同伴者にはネックストラップを身に着けて入場してもらう対応を取った。