ガスコンロの火災事故に注意 NITEが呼びかけ
2026/02/10

ガスコンロの炎に衣服が接触して着火する(赤枠内)再現の様子=NITE提供
室内で衣類を着込んだ状態でガスコンロを操作すると、炎が衣服に触れて着火するおそれがあるとして、製品評価技術基盤機構(NITE)はこのほど、注意を呼びかけた。犬や猫などペットがコンロのスイッチに触れたことによる火災も起きており、「コンロに衣服やペットを近づけないで」と呼びかけている。
NITEによると、2020年からの5年間でガスコンロの事故が152件発生。誤使用・不注意による事故が約半数を占めた。事象別の内訳では「火の消し忘れ」が多かったほか、「着衣に着火」、「ペットによる点火」、「ガスこんろやグリルの汚れを放置」による事故も目立った。
消防庁によると、着衣への着火により毎年100人前後が死亡。65歳以上の高齢者の事故が多かったという。
事故を防ぐポイントとして、器具使用中は、衣服と炎の距離を意識し、近づき過ぎない▽エプロンやアームカバーを着用して、裾や袖の広がりなどを抑える▽ペットを家に残して外出する際は、ガスの元栓を閉め、操作ボタンにロック機能がある場合は、必ずロックをする―ことなどを挙げた。
このほか、器具の近くに燃えやすいものやペットの興味を引く物を置かないこと、汚れを放置しないことなども求めた。