国重文「熊谷家」と一体活用へ

温泉施設を移設し再整備の方針/豊根村

2026/02/15

かつての熊谷家住宅(豊根村観光協会提供)

 豊根村の伊藤浩亘村長は13日、設備の老朽化などが課題となっていた村営の日帰り温泉施設「湯~らんどパルとよね」について、場所を移して再整備する方針を示した。国の重要文化財である「熊谷家住宅」も隣に移設し、一体的に活用する構想だ。

 奥三河ビジョンフォーラム新春懇談会で明らかにした。温泉施設は交通アクセスのよい県道428号沿いへ移転する。付近にある熊谷家住宅もいったん解体し、温泉施設の隣に建て直す考えだ。

 重要文化財のため火の使用は制限されるが、温泉利用者の飲食や休憩に用いることは可能だという。伊藤村長は「併設すれば見学者が増え、温浴施設の整備費も低減できる」と話した。

 熊谷家住宅はかやぶき屋根が印象的な平屋の木造家屋で、かつての豪農の暮らしぶりを知ることができる。村によると、江戸時代初め頃に建ったと考えられる。

 重文指定は1974年。2021年に家主が亡くなって空き家となり、傷みが激しくなった。現在は応急の屋根で全体を覆う工事が行われている。

湯~らんどパルとよね

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