「攻める奥三河」展望語る

関係人口創出や山村留学制度研究/新春懇談会で4市町村長

2026/02/15

奥から下江市長、土屋町長、村上町長、伊藤村長(新城市商工会館で)

 一般社団法人奥三河ビジョンフォーラムの新春懇談会が13日、新城市商工会館であり、地域の首長4人がパネルディスカッションに臨んだ。テーマは「攻める奥三河」で、それぞれ「関係人口を地域の活力にする」(下江洋行新城市長)、「山村留学制度を研究する」(村上孝治東栄町長)といった展望を語った。

 下江市長は、関係人口創出を来年度の重点施策の一つとして掲げた。「地域には水、農業や、都市部の閉塞(へいそく)感から解放される自然環境がある。一方で多様な人材を必要としており、都市部と補完し合う関係を構築したい」と述べた。

 設楽町の土屋浩町長は、町内にある県立田口高校について「『アウトドア』というような科目が新設されると聞いている。自然を学びの場として活用できる」と明らかにした。「仮に生徒を全県募集するとなれば、寮運営などで出来ることを私どももやっていく」と支援を惜しまない考えだ。

 村上町長は「短期でもいいから田舎に移住し、教育しませんかという山村留学の制度を研究する。具体的に詰めていきたい」と語った。また、三遠南信自動車道の県内全面開通を3月に控え、好機を生かすとも強調した。

 豊根村の伊藤浩亘村長は「森林の6割を村外の地主が持っている。村への寄付を受け入れており、村有林の経営を森林組合に任せる制度を来年度中に確立したい」と述べた。伐採で得た収益を維持管理に充てる考えだ。

 進行はビジョンフォーラムの田村太一専務理事が務め、会場には行政関係者、企業経営者らが集まった。インターネットでの動画中継もあり、録画をユーチューブで視聴できる。

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