設楽町が26年度当初予算案発表/将来の大型施設整備へ基金積み立ても
2026/02/27

記者会見する土屋町長(設楽町役場で)
設楽町は26日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比0・7%増の66億2672万円とし、防災体制強化や関係人口創出に取り組む。町債償還などの経費が膨らむが、将来の大型施設整備に向けた基金の積み立ても始める。
一般会計のプラス編成は3年連続。記者会見した土屋浩町長は「安全安心を図る予算を安定的に確保し、『将来にわたる持続可能なまち』を目指す」と強調した。
防災関連では、避難所となる中学校体育館へのエアコン整備に、国の補助金も見込んで8673万円を充てる。関係人口創出では、町外の大学生に町の課題や魅力を学んでもらう委託事業に199万円を確保した。
これまで半額を町で負担してきた保育園と小中学校の給食費は、国による小学校給食の「無償化」措置に合わせて、保護者負担をゼロとする。
また、新城市などと計画するごみ処理広域化施設整備に向け、基本構想策定に222万円を拠出。建設に充てる基金も設立し、5000万円を積み立てる。
借金返済に当たる公債費は7億7246万円。道の駅や斎苑の整備に充てた町債の償還が始まるため8・6%増となった。
歳入では、町税が6・1%増の6億3169万円、地方交付税が4・1%増の29億7706万円。ふるさと納税による寄付金は5倍の8000万円を見込む。
町債は18・9%増の6億3350万円。基金からの繰入金は27・3%増の3億8270万円を計上した。