愛知県家計調査/ネット通販利用拡大 カード決済も急伸
2026/03/09

項目別消費支出の割合(%)
愛知県は2024年に実施した「全国家計構造調査」の家計収支結果(速報)を公表した。県内の総世帯における1カ月平均の消費支出は25万4593円で、前回19年調査と比べ名目で4・1%増加した。物価高やライフスタイルの変化を背景に、食料費や教養娯楽費の支出割合が上昇したほか、ネットショッピングの利用拡大も鮮明となった。
消費支出の内訳をみると、「食料(外食除く)」が21・7%と最も高く、次いで「交通・通信」の14・5%だった。19年比では食料のほか、「教養娯楽」や「外食」の割合が上昇。一方、交際費や被服、教育費などは低下した。全国平均(25万1242円)との比較では、教養娯楽や外食への支出が全国を上回る結果となった。
購入形態の変化も顕著だ。クレジットカードや電子マネーなどの「後払い」決済の割合は36・4%に達し、前回の27・1%から大幅に上昇した。特に被服・履物では6割を超え、キャッシュレス化が着実に浸透している。
購入先では、インターネットを利用した「通信販売」の割合が6・2%と、前回の3・3%からほぼ倍増した。店頭販売では「スーパー」が25・3%で最多だったが、ネット通販や量販専門店のシェア拡大が続く一方、百貨店や一般小売店は軒並み減少した。