所蔵の引札13点を展示

豊川市/「引札でめぐる豊川―商業意匠の時代相」歴史ミニ企画展/桜ヶ丘ミュージアムで15日まで

2026/03/12

じっくりと鑑賞する来場者(桜ヶ丘ミュージアムで)

 明治、大正時代の「引札(ひきふだ)」を集めた歴史ミニ企画展「引札でめぐる豊川―商業意匠の時代相」が15日まで、豊川市桜ヶ丘ミュージアム第5展示室で開かれている。

 引札は、当時のチラシ広告のことで、江戸時代から大正時代にかけて広告媒体として盛んに利用された。

 会場には、同館所蔵の引札13点が展示されている。いずれも、消費者の関心を惹き付けるための言葉や縁起物、美しい絵柄などを使って制作されている。

 同企画展のポスターに使われた「榊原弥十引札」は、菓子類・料理仕出し店の引札で、1892(明治25)年に制作された。商売繁盛を願う広告主に好まれた図柄として、七福神の恵比寿様が鮮やかに描かれている。

 同学芸員は「引き札は、当時の社会情勢や庶民の生活を知る上で、極めて貴重な歴史資料。この機会にご覧いただき、人々の暮らしのありようなどに触れていただければ」と話している。

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