新たな旅館価値の創造へ

平野屋と芝浦工大が共同プロジェクト/アメニティ空間刷新/客室用冊子など運用開始

2026/04/24

新たにデザインされたアメニティ空間(提供)

 蒲郡市三谷町の温泉旅館「平野屋」は、芝浦工業大学デザイン工学部の蘆澤雄亮教授のゼミ生らと進めてきた共同プロジェクトの成果として、刷新したアメニティ空間や客室冊子などの運用を始めた。

 プロジェクトは宿泊施設の機能向上にとどまらず、地方の温泉地が抱える可能性を再設計し、新たな旅館価値の創造を目指す。

 約2年にわたり、大学教授などの長期休暇に着想を得た「サバティカル体験」を滞在価値の核として設計してきた。多忙な現代人が一度立ち止まり、自らを見つめ直して次の一歩へ踏み出すための「充電期間」を旅館で過ごす時間として具体化したという。

 新たな取り組みとして、館内回遊を促すパンフレット「平野屋の沁(し)み方」や、館内の置物を再編集した「平野屋のいきもの図鑑」なども製作した。

 平野屋の平野寛幸社長は「旅館の価値は設備や機能だけでは測れない。目に見えにくい価値を具体的な体験へと可視化してくださったことに感謝している」と話す。今後、三谷温泉や蒲郡地域の魅力を伝える新たな価値創出にも取り組むという。

「平野屋の沁み方マップ」製作の様子(同)

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新たにデザインされたアメニティ空間(提供)

「平野屋の沁み方マップ」製作の様子(同)

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