動物と人が共生できる社会目指す

「PET no WAプロジェクト」活動開始

2026/05/17

マッサージの方法を伝える大嶽代表㊧とおおぎさん(豊橋市動物愛護センターで)

 愛犬へのケア方法を伝えるセミナー「プロが教える・うっとりマッサージ体験」が16日、豊橋市中野町の市動物愛護センター「あいくる」で開かれた。東三河で動物と人が共生できる社会を目指す「PETnoWA(ペットの還)プロジェクト」(大嶽安奈代表)が主催。動物を慈しんで生活していく思いを伝えた。

 講師はドッグマッサージ業を手がける「RuRuRuisu(ルルルイス)」=豊川市長沢町=の、おおぎくみか氏が務め、「手のひらに大好きな気持ちを込める」ケアの方法を伝えた。

 プロジェクトは今年4月に発足。ペットの葬儀業「リンネ」=豊橋市大崎町=を営む大嶽代表と、おおぎさん、ペット専門の写真スタジオ「フォトラテ」=同市三本木町=の有賀麻実子さんが立ち上げた。

 4月に同センターで、第1回目のセミナー「スマホで撮るペット写真」を開催。今後も定期的にセミナーやイベントを開く予定で、昨年10月に開所した愛護センターの認知度も高めていく。

「環(わ)」を作る理念

 近年はペットを「家族」の一員として迎える世帯が増加。その中で飼育に関する不安や悩みを抱える飼い主が増えているという。3人は愛犬や愛猫を亡くした市民から「もっと早く体調の異変に気付いてあげたかった」や「もっと写真を残しておきたかった」など悔やむ声を幾度も聞いてきた。

 そのため食事や健康、しつけなど各テーマに沿ったセミナーを開き、飼い主の精神的負担を和らげる効果を見込んで活動している。

 保護犬や保護猫の譲渡先や多頭飼育、災害時の避難先など、ペットに関する問題は多い。プロジェクトは行政や民間事業者、保護団体、市民が一体となり飼い主を支えていく体制を好循環させる理念で「ペットの環(わ)」と命名した。

 この日は、1歳に満たない幼犬や平均寿命を超えた小型犬などを抱いた飼い主が参加した。大嶽代表は「命を預かるには一定の覚悟と知識が必要。飼い主さんが楽しくペットライフを過ごすための取り組みを続けていきたい」と話している。

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