堤防での越水や斜面の崩れを想定/住民らによる避難訓練や炊き出しなども/豊川市
2026/05/17

消防隊員による水難者の救助訓練(江島橋下の豊川河川敷で)
豊川市は16日、江島橋近くの豊川(とよがわ)河川敷で水防訓練を実施し、市の消防署員や消防団員、自警団や一宮地区の町民ら264人と関連車両11台が参加した。
消防団員や市職員らによるさまざまな水防工法の訓練が行われ、シート張りや木流し、月の輪や積み土のうなど、堤防での越水や斜面の崩れを想定した工法を実践。
住民らによる避難訓練やボランティア団体の一宮防災会による炊き出しなども行われた。
市消防署は、増水した川で中州に人が取り残されたという想定で救助訓練を実施。隊員が江島橋の欄干からロープで下りると、要救助者もベルトで固定して一緒に引き上げた。県警のレスキュー車や国交省の排水ポンプ車、照明車の展示もあった。
2023年6月の集中豪雨では豊川周辺も冠水し、住宅の浸水や車両の水没被害が出た。講評した竹本幸夫市長は、内水氾濫想定地域での監視カメラや雨水浸透トレンチ管の設置を進めているとして「今後も安全安心のまちづくりにしっかりと財源を投入していく考えです」と意気込んだ。