流祖・山田宗徧と小笠原家代々の威徳忍ぶ/豊橋
2026/05/18

献茶式の様子(臨済寺で)
吉田藩発祥の茶道・宗徧吉田流の伝統的な儀式「両祖忌・献茶式」が17日、豊橋市東田町の臨済寺で開催された。東三河を中心に多くの会員らが参加した。
臨済寺は吉田藩主・小笠原家4代の菩提寺。会員らは献茶を行なって、流祖・山田宗徧と小笠原家代々の威徳を忍んだ。
献茶は2人の会員が向かい合わせの対で茶をたてる珍しい献茶手前で行われ、厳粛な雰囲気の中で茶がたてられると、仏前に供えられ、僧侶が経を読んで威徳を偲んだ。参加者の代表が焼香し、参加者は合掌して祈りを捧げた。
宗徧吉田流を開いた山田宗徧は、京都生まれの茶人で吉田藩主小笠原忠知の招きで吉田藩の茶頭を務めた。29歳から82歳まで吉田を中心に侘茶を発信し、吉田城内には屋敷跡も残っている。