うま味が自慢の「ルネサンス」/設楽町名倉地区
2026/05/26

ルネサンストマトと生産者。左から2人目が後藤敬さん(設楽町東納庫で)
標高650前後の高原が広がる設楽町の名倉地区で、とがった形が特徴的な「ルネサンストマト」の出荷が始まっている。甘みや酸味に加え、強いうま味が自慢だ。薄い皮の中に果肉がしっかり詰まっていて、まずはそのまま丸かじりするのがお勧めだという。
その形や皮の柔らかさから、選果機を使えないなど、手間のかかる品種でもある。まとまった量を収穫しているところは全国でも珍しいそうだが、名倉では農家4戸が生産グループを組織。25日は540キロほどを持ち寄った。
2000年から栽培する後藤敬さん(76)は「店舗で管理しづらいから最初は『こんなのトマトじゃない』とも言われたけれど、味がよくて消費者がファンになってくれた」と振り返る。
最盛期は来月から8月上旬にかけて。JA愛知東の直売所や中部地方のイオン系列店に並ぶ。収穫は11月まで続き、例年並みの66トンを出荷する計画だ。