音羽中学校区への小中一貫教育/地区住民アンケート結果受けて豊川市方針
2026/06/10

小中一貫教育が検討される音羽中学校(豊川市赤坂町で)
豊川市は9日、児童数の減少が顕著な音羽中学校区への小中一貫教育の導入の可能性について、賛成が最多の39%に上った地区住民のアンケートの結果を踏まえ、前向きに検討する意向を示した。一般質問で堀内重佳市議の質問に答えた。
市は今春、旧宝飯郡音羽地区の2779世帯にアンケートを実施。音羽中校区に施設一体型の小中一貫教育校を設置することに「賛成」が39%、「分からない」が25%、「反対」が11%だった。複数学年を1学級に編成する複式編成を回避するための方法については「近隣小学校との統合」が最多の42%、「小中一貫教育校」が35%、「学外の通学者を増やす」が10%だった。
小中一貫教育に期待できる点は「先生が増えて充実した授業が可能になる」「クラス替えで人間関係の固定化が解消される」といった意見が多かった。
この結果を受け、伊藤寿教育部長は「情報発信が不足している」「地区の皆さんから理解いただいたとは受け止めていない」としたうえで、導入の効果を「(不登校やいじめなど)学校教育の課題を解決し、教育活動の充実を図り、子どもたちの確かな成長の実現につながることが期待される」と答弁した。
また、北澤伸道市議は東三河環状線の整備状況などで質問。市は、大崎工区では諏訪川左岸側のアンダーパスを含む幅5㍍の市道が来年3月に完成予定で、三蔵子工区では保育園近くの横断歩道橋が今年9月に完成の見込みと答弁。12月までに保育園西側に車両用防護柵と側溝を設置すると説明した。