「安全なまちづくり県民運動」キャンペーン
2026/08/02

啓発する署員ら(豊橋駅前で)
豊橋署などは7月31日、豊橋駅前ペデストリアンデッキで「夏の安全なまちづくり県民運動」に伴う防犯キャンペーンを行った。署員や更生保護女性部のメンバーなど約30人が市民の防犯意識を高めた。
1日から10日までの運動の一環で実施。署員らは特殊詐欺の手口や豊橋市内の犯罪情勢などを記した啓発品を配布。高校生ら学生には「闇バイト」の危険性を伝えるチラシを配った。
市内では6月末時点で、特殊詐欺被害が104件発生。約8億3000万円がだまし取られた。昨年同時期と比べ約7億8000万円増加している。この日、参加者は「特殊詐欺撲滅」というのぼり旗を掲げ、多発する手口を駅利用者に伝えた。
また刑法犯罪も昨年と比べて増加。6月末時点で、住宅への侵入盗が32件あり、そのうち11件は住人が就寝中に侵入する「忍び込み」の手口だった。
家人が犯人と鉢合わせになる危険性があり、同署生活安全課の山神貴広課長は「暑い時期だが鍵かけを徹底し、防犯カメラなど住宅への対策も進めてほしい」と話す。
自転車盗は176件あり、無施錠の被害が目立っている。車内から現金などが奪われる車上ねらいは43件で、昨年同時期から21件増加。また署は8月に入り、長期休暇に入る市民の犯罪被害を懸念している。
遠方へ旅行や帰省をする市民が増えるとみられ、留守宅への空き巣被害を警戒する。山神課長は「SNSで住宅を留守にしている個人情報を発信することは非常に危険なので控えていただきたい」と呼びかける。