自作の小説を絵画に

「アートエイジギャラリー」/28日まで小庭よしおさん個展

2026/08/23

個性ある作品が並ぶ会場(アートエイジギャラリーで)

 豊橋市出身の小庭よしおさんの個展「もっと許されてもいい、と思いながらあやまっている」が、同市向山西町の「アートエイジギャラリー」で開かれている。自作の小説をモチーフにした絵画が多数展示される。

 昨年書いたという短編小説「現実でない方の夏」をテーマに、作中に出てくる絵画や、物語に自分の思いを投影した絵画などを描き、展示した。インスタントコーヒーを溶かして絵の具のように使う独特の技法で、不思議なセピア色を出している。ケイトウの花と女性の姿を描いた大作は、ケイトウを記憶や感情の象徴として思いを託し、細やかに表現した。小説の各章をテーマにした連作もあり、目を引く。

 高校は美術科に在籍したが、その後、絵は描いておらず、描き始めて2年ほどだといい「目標は続けていくこと」と話す。

 28日まで。小庭さんは「初めての個展。生きていればいろいろなことを考えるもので、不毛かもしれないけれど、答えの出ないこともきちんと考えていきたい」と話している。

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