面司・北沢美白氏 豊橋市で作品展/日本文化継承の大切さを伝える/12日まで/来場呼びかけ
2026/10/05

作品展を開催した北沢氏(三の丸会館で)
豊橋市出身の面司、北沢美白氏の作品を集めた「面司北沢美白能面・書・画・陶芸作品展 不失花」が4日、豊橋市今橋町の三の丸会館で始まった。3日に内覧会が行われた。北沢氏の手による能面を中心に、書画や陶芸などさまざまな作品が一堂に会し、北沢氏の全てを見ることができる。2026年度豊橋文化奨励賞受賞を記念した作品展となる。
能面は、面と、面を使った能の舞台写真が合わせて展示され、実際に使われた際の雰囲気が伝わりわかりやすい。若女や翁などさまざまな面が並び、奥深い美しさが見る人を引きつける。尾形光琳の代表作を写した「燕子花図屏風」写しは、完成当初の色彩を意識したもので、華やかな中に抑えた美意識が感じられ、日本文化の継承の大切さを伝える作品となっている。他にも障壁画や茶碗などが展示され、楽しめそうだ。入場料は1000円で開館時間は午前10時~午後4時30分。期間中4回ギャラリートークがある。
12日まで。北沢氏は「三の丸会館という素晴らしい会場で展覧会ができることをうれしく思う。敷居が高いと感じるかもしれないが、高いところには良いものがある。思い切って上がって、楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。