「一番究極のレース」/ 自身の経験振り返る
2026/10/08

第1回MGCで五輪切符を獲得した
2028年アメリカ・ロサンゼルス五輪のマラソン日本代表選考へ向けて、豊橋市出身の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が、来年10月3日に名古屋市で開かれるマラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)への思いを語った。
◆自身の経験
2019年の第1回MGCで2位に入り、東京五輪の日本代表を勝ち取った鈴木は「MGCは独特の緊張感があった。今までの中で一番究極のレース。例えるなら携帯電話の充電が残り1%で走り続けるような状態、最後は何とか2位で内定を決めた。五輪への思いが限界を突破させた。どこかで諦めたら足が止まってしまうという初めての経験だった」とレースを振り返った。
◆一瞬の判断
MGCは、ペースメーカーなしのレースとなるが「ペースメーカーがいた方が気持ちとしては楽になるが、レース本番はいない。その中で勝ち切ることに大きな意味があるし、一瞬の判断がとても重要になる。第1回で前田穂南さん(天満屋)が早い段階で飛び出した時に、周りの選手は躊躇(ちゅうちょ)したが、私はついていった。最終的にその差がアドバンテージとなり2位を死守できた。一瞬の判断が勝負の分かれ道だった。周りに惑わされず自分を信じること。レースの流れを読みながら、自信を持って判断することがレース後半へつながってくる」と話した。