新城市指定無形文化財/「立物花火」八幡神社祭礼で奉納
2026/10/19
「新城開府四五〇年」の図柄が浮かび上がる(新城市立新城中学校グラウンドで)
新城市平井の八幡神社祭礼で17日、市指定無形文化財の「立物花火(たてものはなび)」が奉納された。奉納場所は、新城中学校グラウンド。
八幡神社からたいまつが到着し、火渡しを行ってロケット花火に点火。この花火を皮切りに4つの大提灯に火がともり、さらに両側から出ている30個の丸提灯が赤く輝いた。背板にも点火され、折りだたみになっている両袖が、導火の勢いで「ぱっと」左右に開き、夜空に鮮やかに花火の画像が浮かびあがった。
今年の図柄は、「新城開府四五〇年 亀姫入城の図」。新城城、軍配、奥平信昌に嫁いだ家康の長女・亀姫を描く。デザインは、澤田和宏前会長。立物花火の背板は、高さ22メートルの親柱と副柱に横木を取り付け、添え木などを使って固定した背板6枚(1枚1・8メートル×3・6メートル)。1989年製作した背板が老朽化したため、今回新たに杉材と補修した金具を使って新調している。
風や時間により図柄が見えにくくなることから、今年は例年より遅く午後7時30分から始まった。例年より多くの人が集まり、優雅で迫力ある花火に魅了された。観衆からは「今年はいつもよりよく見えた」「迫力あるね」といった声が聞かれた。