生産性改善で増益

アーレスティが連結決算を発表

2017/02/10

 豊橋市二川町の東海工場でダイカストを製造するアーレスティ(高橋新社長)は、2017年3月期の第3四半期(16年4~12月)連結決算を発表した。北米工場での生産性改善により利益を伸ばした。

 連結経営成績は、売上高1004億2900万円(前年同期比6・2%減)、営業利益45億4200万円(同57・4%増)、経常利益39億7000万円(同116・3%増)、純利益31億1000万円(同100・4%増)となった。

 北米市場での主要取引先である自動車メーカーの販売が好調。円高とアルミ地金市況の下落により売上高は減少したものの、生産性の改善により利益を伸ばした。アジアでは、インドでの受注が減少したが、中国では小型車に対する減税効果により前年を上回る販売を継続している。

 通期の業績予想に変更はなく、売上高1344億円(前年比7・0%減)、営業利益60億円(同11・4%増)、経常利益52億円(同27・5%増)、当期純利益37億5000万円(同22・5%増)を見込んでいる。

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