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⑪柔軟な発想力で事業を展開 大三紙業/松井孝悦社長

2019/05/30

大三紙業の松井孝悦社長

 当社は、食品パッケージをはじめとするプラスチックフィルムなど、包装資材の総合加工メーカーです。この加工技術の応用範囲は広く、食品向けの包装資材だけではなく、テープ印刷、さらには電子部品の表面加工など多岐にわたっています。

 「包装」や「印刷」という固定的な言葉では想像つかないような分野にも積極的に進出しています。同じ製品でも用途の違う利用方法を提案し、これまでの製品に新たな付加価値を付けるなどして、生活のさまざまな場面で当社の製品が利用されることをめざしています。

 事業を進める上では柔軟な発想力が大切だと考えています。異業種の方に当社の事業の話をすると「そんなことをやっているの」と言っていただくことが多々あります。過去の延長で物事を考えるのではなく、従来とは違った視点で柔軟に考えることが必要です。

 例えば「どのような場面で当社の製品や技術が生かされるか」「同じような製品でも新しい用途はないか」という視点は欠かせません。

 柔軟な発想こそ、新しい顧客の開拓、新技術の開発につながってくるのだと思います。

 ※大三紙業=豊橋市雲谷町外ノ谷55―1、TEL0532(41)5111、

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