喜びの受賞を教育長に語る

図書館を使った調べる学習コンクール/豊橋で白井紀帆さん (桜丘中)優秀賞報告

2021/03/25

白井さん㊨と山西教育長(豊橋市役所で)

 図書館振興財団主催の「第24回図書館を使った調べる学習コンクール」で、優秀賞・活字文化推進会議賞(調べる学習部門中学生の部)を受賞した桜丘中学校3年の白井紀帆さん(15)=豊橋市大岩町=が24日、豊橋市役所に山西正泰教育長を表敬訪問した。

 白井さんは受賞作品「続・文化財でたどる普門寺の歴史~古文書編~」コピーと、表彰盾を持参。「まさか自分が受賞できるとは思わず驚いた」と受賞の喜びを話した。

 白井さんは2年生の夏に雲谷町の普門寺を訪れ、今川義元ら有名な武将の古文書が見られたことに感動して、研究を始めた。昨年度「文化財でたどる普門寺の歴史」で、同コンクール佳作に入賞。今年は、古文書に焦点を絞って調査を進めた。調査には約1年かかったという。

 山西教育長は「社会専門の私から見てもレベルが高い。将来も豊橋で活躍してほしい」と受賞をたたえた。

 白井さんは4月から時習館高校に入学予定。将来の夢は学芸員か、得意の美術を生かした文化財修復士などに興味があるという。

 同コンクールは、新型コロナウイルスの影響で中止となった「豊橋っ子調べ学習コンクール」に代わり、豊橋市図書館から作品を組織応募。全国から応募された6万3538作品の中から、29作品3団体が入賞した。

2021/03/25 のニュース

白井さん㊨と山西教育長(豊橋市役所で)

有料会員募集

今日の誌面

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

税理士法人ひまわり

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP