自己紹介を交えて成果伝える

桜丘中学校/「地球の自然を歩いて、見て、考えてきたこと」テーマに北大・平川名誉教授

2021/06/11

中学1年生に授業を行う平川一臣名誉教授(桜丘中学校で)

 豊橋市在住の北海道大学・平川一臣名誉教授が10日、私立桜丘中学校(市南牛川2丁目)で、「地球の自然を歩いて、見て、考えてきたこと」と題して環境学習の授業を行った。1年生98人が受講した。

生徒らに環境学習授業

 平川氏は「自分は74歳。とても元気です」と自己紹介。「これまで自分がやってきたことの中から皆さんに伝えたいことを話します。おもしろかったということがあったら、自分で調べ次の学習につなげてください」と語り始めた。

 前半は、南極大陸を取り上げ、南極の広さ、氷河の大きさ、ペンギンの営みについて、多数の写真と図表を見せながら説き、南極の特徴と変化に触れながら自らの考えを話した。

 後半では熱帯を取り上げ、熱帯林の盗伐と開発、ヨーロッパアルプスの氷河について話し、パミール高原の人たちの暮らしや気質について語った。

 平川氏は「自然環境と人間のかかわりについて、自分の視点をもって学習してほしい」と述べ、「おもしろがって地球を楽しむ人になってください」と呼びかけた。

 今回の授業は1年前期総合的探究学習の一環として実施され、経験豊富で専門知識を持つ講師による授業を通して思考力や問題解決力を引き出すことを目的として行われた。

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