ウインターカップ 愛知県予選/3日に安城学園と対戦
2021/11/01
松浦奏斗を含む3選手が20点以上の活躍を見せた(名古屋市緑スポーツセンターで)
全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)愛知県予選(U18オール愛知チャンピオンシップ2021)2次トーナメントは10月31日、名古屋市緑スポーツセンターなどで男女準々決勝が行われ、東三河代表の桜丘(男子)は98―88で愛産大工に競り勝ち、4年連続8回目の全国切符へ王手をかけた。
この試合は、桂川翔太郎が攻守でチームを救った。江崎悟監督も「良い仕事をした」と称えた。
序盤、桜丘は前日の初戦同様に低調な立ち上がりでスロースタート。愛産大工の外角シュートとドライブを止められずリードを許した。
追い掛ける展開が続く中、途中出場の桂川がジャンプシュートで着実に得点を重ね、ゴール下では力強いリバウンドで良いリズムを作り、40―38と逆転して前半を終了した。
第3クオーター(Q)は、本来の持ち味である速攻と3点シュートが決まり始め、一時は20点差以上のリード。しかし、第4Qで流れを奪われ失速、最後は何とか逃げ切った。
江崎監督は「試合勘が戻らず、最後のところで守り切れていない。攻撃がかみ合えばもう少し良くなる」と話した。
この試合、桜丘は桂川に加えて松野遥弥と松浦奏斗も20点以上を記録。試合を経る度に完成度が高まってきている。
全国出場を懸けた準決勝は、3日に安城学園と対戦する。