道路整備の遅れに懸念

設楽ダム工期延長で設楽町の土屋町長/「理解するがつらい変更」

2022/05/19

 設楽ダム建設事業の工期を8年延長する国土交通省の方針について、設楽町の土屋浩町長は17日夜、「理解はするが、町にとってはつらい変更だ」とするコメントを出した。「住民生活に直結する付け替え道路、生活道路(の整備)が同様に遅れるのではないかと懸念する」と指摘し、道路の早期整備や地域振興への支援を求めた。

 ダム建設のため、町内では水没予定地などの124世帯が住居移転に応じた。土屋町長はコメントの中で「涙をのんで移転された皆さんや、苦労をいとわずダム問題に取り組んできた先人の姿に思いをはせると、さらに8年延伸されることは誠に耐えがたい」と表明した。

 一方で、物価変動などの社会的要因、地質調査や詳細設計を踏まえた変更だとして「理解はする」とも述べた。

 ダム湖に沈むことになる道路の付け替え工事は国道、県道、町道と林道を合わせ32路線の計35キロが計画されている。土屋町長は「早期整備、開通は地域住民の多くが望んでいる。これまでの計画通り進めてもらいたい」と言及した。

 国交省は、ダム建設の工期を2034年度まで延ばす方針。建設費も約800億円増の約3200億円となる見通しだ。

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