脳科学をラップで学ぼう

技科大院生が入門教材制作しユーチューブで公開

2022/05/19

ラップを歌う及川さん㊨と、内山さん(豊橋技術科学大学で)

 豊橋技術科学大学(寺嶋一彦学長)で脳科学を研究する大学院生が、脳科学を楽しく学ぶための入門教材として「わかった気になる脳ラップ」を制作し、動画投稿サイト・ユーチューブで公開した。

 ラップを制作したのは、脳科学を学ぶ博士課程教育リーディングプログラム(LP)を履修する大学院生10人。自主的に作った学生ゼミの活動で、2年ほど前から作詞を始め、収録には履修生全員が合の手などで参加した。

 ラップは「脳の機能を網羅する 功労なく覚えさす脳ラップ」の歌詞で始まり、ラップ独特のリズムで韻を踏みながら「目から入ってきた情報を 処理し視覚司る後頭葉 右は左視野左は右視野 これ重要皆チェックしな」「前頭葉は味覚、嗅覚の 他に理性、感情、価値判断 非社会的な行動を抑圧 むかついて心鎮めるノウハウ」など、脳科学の入門的知識を学べるような歌詞になっている。

 18日に開かれた大学定例記者会見には、ラップを歌った及川達也さん(情報・知能工学専攻博士後期課程2年)と、内山慎太郎さん(同1年)が出席。制作の動機を「脳科学は興味があっても手を出しづらい分野。格好いい言葉もたくさんあるので、楽しく学べる教材を作ろうと考えた」と話した。及川さんは「自分がラップ好きで、ラップは歌詞を全面に押し出しやすく、一定のリズムがあって記憶に定着しやすい」と、表現方法としてラップを選んだ理由を説明した。

 「今回は『概論』。何か一つでも興味を持ったフレーズがあったら、自分調べてほしい」と中高生に勧め、今後は「認知」「記憶」「心」などのトピックスでも作る意向を示した。

 同大学は2013年度、文部科学省の「博士課程教育リーディングプログラム(複合領域型『情報』)事業」に採択され、14年度から、専門分野の枠を超え博士課程前期・後期の5年間で「ブレイン情報アーキテクト」を育成する教育プログラムを設置した。

ラップを公開したユーチューブのQRコード

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