東三河地域の官公庁仕事始め
2023/01/05
竹本市長が訓示(豊川市役所で)
官公庁で2023年の仕事始めとなった4日、東三河地域の市町村でも新年の業務が本格的にスタートした。
このうち豊橋市は予定していた幹部職員に対する年頭の市長訓示を、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて中止した。
年末年始の休みで英気を養った職員たちは、気持ちを新たに通常業務にあたっていた。
豊川市は市役所で仕事始め式を開いた。次長級以上の職員45人を前に、竹本幸夫市長が訓示し「今年は、イオンモール豊川(仮称)オープンや市制施行80周年を迎え、マニフェストに掲げた政策の締めくくりの1年となる。今後に続く大型事業へ向け『元気な豊川』を、市民と一緒に盛り上げていきたい」とした。
具体的な事業としては、イオンモール周辺道路整備や定住人口増加、2028年度の完成を目指すJR愛知御津駅の橋上化、消防署本署庁舎整備、保育園改修など子育て支援、八幡地区の総合保健センター(仮称)整備、電子回覧板「結ネット」加入率向上などを示した。
新城市では、下江洋行市長が幹部職員約80人に訓示し、「今年も毎日が『日々是新(ひびこれあらた)』。1日1日を共に新たな心で迎えたい」と呼びかけた。その上で、部局横断的な連携の強化、来庁者への明るい対応に努めるよう求めた。
今年の取り組みとしては、市の高速乗合バス「山の湊号」の利用促進、20回目となる新城ラリーなどを例示。5月の「長篠合戦のぼりまつり」についても「今年は大河ドラマが放映される。来年以降に続いていくよう大いに盛り上げたい」と話した。
新型コロナウイルスに関しては「第8波の最中だが、ワクチン接種など全て手は打った。『コロナ卒』の年にしたい」と語った。