竹組みなど小屋掛け作業

「金沢歌舞伎」特設観客席最高の仕上がり/豊川市赤坂町

2017/09/19

 10月1日に市指定有形民俗文化財「赤坂の舞台」(豊川市赤坂町の杉森八幡社境内)で開催される「金沢歌舞伎」の、屋外特設観客席を作る小屋掛け作業は18日、クライマックスを迎えた。竹を格子状に組んで屋根の骨組みを作る「竹組み」が行われ、氏子らからなる「小屋掛けの会」のメンバーが、高所での作業に汗をかいた。

 小屋は、竹と丸太のみを使う昔ながらの工法で、ドーム状の屋根を形作ったもの。8月末の180本の真竹の切り出しから始まり、週末を中心に作業。

 この日は同会のメンバー20人ほどが参加した。今後は屋根のシート張りや桟敷作りを行い、400人ほどが座ることができる間口15㍍、奥行き20㍍、高さが3㍍以上ある小屋を仕上げる。

 同神社では明治時代から祭礼の余興で農村歌舞伎が行われていたが、1961年で中断。2001年の復活をきっかけに、地元で小屋掛けも復活させたいという声が上がり、06年から同会が活動する。

 同会では少しでも良い小屋を作ろうと、当時を知る筧富士男さん(84)らから技術を教わりながら毎年試行錯誤を重ねて作業。

 山口信昭代表(75)は「やっと落ち着いてきた。12年目で、今年が一番いい出来かも」と期待を寄せている。

2017/09/19 のニュース

高所で作業をする小屋掛けの会のメンバー(杉森八幡社で)

形が見えてきた屋外の観客席(杉森八幡社で)

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