市指定文化財「涅槃図」特別公開

きょう、あすの2日間限定/蒲郡市博物館

2017/12/16

 今年8月に蒲郡市指定文化財に指定された「天桂院(てんけいいん)の涅槃図(ねはんず)」は16、17両日、同市博物館(栄町)で特別公開される。

 20年ぶりとなる市文化財の新規指定を受けて以降、初めての一般公開。1階ギャラリーで、午前10時から午後5時まで。

 涅槃図は、蒲郡町の天桂院が保管。釈迦(しゃか)が臨終する姿などが描かれている。大きさは縦2メートル37センチ、横2メートル。旧吉田藩の領主、竹谷松平家に伝わり、慶長12(1607)年ごろの作品とされる。

 吉田藩の藩主だった松平家清の娘が祖父の冥福を祈り、天桂院の前身である寺院「全栄寺(ぜんえいじ)」に奉納した作品。戦国期に作られた文化財は希少とされる。

 一般的な涅槃図と比べて大きく、繊細な色使いなどが際立つ質の高い作品だという。

 天桂院では年に数日間、図を寺院で公開。今後、公共施設などで一般公開する予定はないという。

 博物館の平野仁也学芸員は「住職の厚意により限定公開に至った。貴重な文化財を間近で見てほしい」と来館を呼びかけている。

2017/12/16 のニュース

一般公開される涅槃図(蒲郡市博物館で)

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