各分野で盛り上がった1年

【回顧】田原市/世界サーフィン選手権開催決定など/ドナルド・キーンさん市博物館名誉館長に/光った陸上選手の活躍

2017/12/22

 2017年の田原市は、文化や教育の分野で特筆すべき動きが見られたほか、スポーツの分野も注目のニュースが舞い込み、盛り上がった1年だった。

 ■名誉館長に世界的研究者
 4月、米コロンビア大名誉教授で日本文学研究者のドナルド・キーンさんが市博物館の名誉館長に就任した。

 キーンさんは、江戸時代後期の田原藩家老で画家としても知られる渡辺崋山(1793~1841)の研究者でもある。その縁でたびたび田原市を訪れていて、市が就任を打診した。

 日本文化を長年にわたり欧米に紹介してきたビッグネームを名誉館長に迎え、崋山の魅力や同市に関する情報発信に期待が集まる。

 福江中学校と福江高校の連携による中高一貫教育が4月から本格的にスタート。市立と県立の垣根を越え、授業や部活動、教員の交流が促進される。

 ■世界最高峰のサーフィン大会招致
 世界的なビッグイベントが来年、同市で開催されることに決まったというニュースが12月に飛び込んで来た。

 来年9月15~22日に同市赤羽根町の大石海岸(ロングビーチ)、または赤羽根西海岸(ロコポイント)を会場に、世界最高峰のサーフィン大会「世界サーフィン選手権」が開催される。

 国際サーフィン連盟が主催する国際大会で、1964年から世界各地で1、2年おきに開かれ、世界チャンピオンと国のランキングを決定する。日本での開催は、1990年に宮崎県などが会場となった13回大会以来28年ぶり。市によると50カ国から選手300人が出場する見込みだ。

 同市は2020年東京五輪のサーフィン競技の招致を試み、千葉県一宮町に敗れた苦い経験がある。その後も引き続き「サーフィンのまち」をアピールする中で、同選手権の開催地を勝ち取った。

 ■光る陸上選手の活躍
 今年は同市ゆかりの陸上選手らの活躍が光った。

 8月に英国ロンドンであった世界陸上競技選手権大会に、清田真央選手(中山町出身、スズキ浜松AC)が女子マラソン日本代表として出場。粘りの走りを見せ、2時間30分36秒で日本人選手最高順位の16位に入った。渥美文化会館で行われたパブリックビューイングでは、地元住民ら約300人が熱い声援を送った。

 11月には、愛知県中学校駅伝大会で東部中が初優勝を飾り、全国への切符を手にした。その全国大会でも10位と健闘した。

 同月の第57回中部・第47回北陸実業団対抗駅伝競走大会では、同市ふるさと大使の佐藤敏信監督率いるトヨタ自動車が4時間5分35秒の大会新記録で4連覇を達成した。

 12月、県内全五十四市町村の代表選手が出場した「愛知万博メモリアル第十二回県市町村対抗駅伝競走大会」で、同市チームは4位入賞を果たした。

2017/12/22 のニュース

世界サーフィン選手権の開催が決まり、市役所に掲げられた横断幕

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