落語台本で最優秀賞受賞

微笑亭さん太さん本社で喜び語る

2017/12/22

 本名の「横井正幸」で脚本家としても活躍する、豊橋落語天狗連に所属する落語家の微笑亭(ほほえみてい)さん太さん(53)が、落語協会が主催する今年度「新作落語台本発表落語会」で最優秀賞を受賞した。東海日日新聞社を訪れて、喜びを語った。

 受賞した作品は「隣の男」。ビジネスホテルに宿泊することになった男が、部屋にお札(ふだ)が貼ってあることにおびえ、部屋を替えてほしいと隣の宿泊客に言い出したことから巻き起こる騒動を滑稽(こっけい)に描いた。

 先月、東京都のお江戸日本橋亭で開かれた発表落語会で、応募のあった388本の落語台本の中から、最終選考に残った横井さんの「隣の男」を含む5作品が落語家によって演じられ、審査員の投票の結果、最優秀賞に選ばれた。

 横井さんは、一昨年にも最優秀賞を、昨年に優秀賞を受賞。3年連続での上位5作品入賞は史上初だという。今回の受賞について「実際に自分で演じた時に手応えがあった」と、自信をもって臨んだことを明かす。「自分は、シンガーソングライター。作ったものを自ら演じることでわかることがある」。

 落語を創作するうえで最も大切にしているのは「みなさんに伝わるかどうか。今後もわかりやすい落語を作っていきたい」と横井さん。行政をはじめ、各種団体からの依頼を受けて、高齢者向けの特殊詐欺防止や交通安全、認知症予防を訴える落語の上演活動にも熱心に取り組む。「落語を作るのが僕の仕事。笑って、さらにためになるのであればうれしい」。

2017/12/22 のニュース

記念撮影に応じる横井正幸さん(下段左から2人目=提供)

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